ものを売るためにはどうすれば良いか。企業価値を高めるには、何をすれば良いのか。私は熱狂的なファンを持つプレミアムブランドに広告マンとして長年寄り添うことで、これらの難問に対する答えを得ることができました。
「自社らしさとは何か」。彼らはまずそのことを問いかけ、必死に模索し続ける中で独自の哲学を生みだそうとします。デザインは、その思想を可視化させる役割を果たし、関係する全ての人との共有化を実現させ、信頼の上に消費者とのコミュニケーションを交わします。
経営者の方の中には、残念ながらデザインが企業にもたらす力の大きさに気づいていない方がいらっしゃいます。宣伝活動やプロモーションのための単なる意匠ではなく、デザインとは企業活動の根幹に関わるものだということを強くお伝えしたいと思います。デザインを有効に機能させるために最適なスキルを持つメンバーと共に起業しました。
ご紹介する「ブランドランチャーズパッケージ」は、デザインの真の力を経営に活かすことができる実践型のプラットフォームです。新たな領域にチャレンジしたい。いまの状況を、もっともっと変えていきたい。モノづくりの確かな技術を武器に、夢と情熱を未来に向ける中小企業の経営者の皆様にお役立ていただければ幸いです。
レンコンデザイン株式会社
代表取締役 西村 進
長野県松本市出身。`91年株式会社リクルート入社。広告事業部で印刷物の企画、編集制作を行う。広告の面白さに取り憑かれ、`93 年、当時憧れだったハーレーダビッドソンの広告を制作する渋谷の広告会社へ転職。急成長を続けるハーレービジネスの最前線で10年に渡り経営ノウハウを磨く。以来、ミシュラン、ライカ、マランツ、スノーピークなど趣味系高付加価値ブランドを数多く新規開拓し、一貫して広告・マーケティング畑を歩む。`14年取締役営業部長を辞任。同年、レンコンデザイン株式会社を創業。